泡だらけになってしまう! 03
2025.10.16
泡だらけになってしまう! 03
前回に続き。
大まかな原因は温度、振動、汚れ、ガス圧。この四つです。
他にはビール自体が異常発酵しちゃってるとかフローコントロール絞り過ぎてるとか細かいのもあるけれど、大まかには上の四つ。
対応策
・ガス圧の均衡
コレもよく掛かってきてた問題「ビール繋いだら泡だらけになってるので、ゲージのガス圧を下げて様子見たんですがずっと泡だらけに。今なんてガス圧0にしてるのに泡しか出ないんですよ!」
この話の何が間違っているかわかりますか?キチンと冷えているし振動もさせてなかった樽を繋いだら泡だらけに。その時のガス圧は上げるのが正解?下げるのが正解?
・正解は「ガス圧は上げましょう」です
樽の中にはブルワリー側で元から決められたある一定のガス圧があります、充填ガスヴォリュームなんて言い方をされたりして。この数値に関してはブルワリーさんに聞いて下さいませ。
で、樽内のガスと、皆さんがお店でゲージを触って掛けるガス圧の関係性については、相撲の押し合いのようなイメージで説明する事が多いです。
めっちゃ単純に言うと「樽内のガスヴォリュームの方が強いと、樽の山関の方が体重が重いから軽量の瓦斯圧の海関を押し出しちゃう」みたいな話。
なので最初の話に戻ると、ホントは瓦斯圧の海関にちゃんこ食べさせて体重増やさんといかんのに、逆に減量させてしまいますます簡単に押し出されてしまう。というのがガス圧0にしても泡だらけに!の原因なのです。
本当はここに冷蔵温度による炭酸ガス吸収係数なんかも絡んでくるので細かくなるのですが、まずは相撲の押し合い!
こっちが負けてるならちゃんこ食わせるんだ!くらいの感じで少しずつダイヤルを上げていくと、力士の体重のバランスが取れた所で綺麗〜に泡が無くなって美しい液体が出てきますよ。見てて物凄く不思議で感動するので、そういう場面になったら慌てずに対応してみてください。